宇和島市議会 2021-06-18 06月18日-04号
テレビや新聞などで報道されました、平成30年3月に死亡した船戸結愛ちゃん虐待事件、また平成31年1月に死亡した栗原心愛ちゃん虐待案件事件などです。子供は宝だと言われていながら、守ることができなかったことは苦しいことです。取り返しのつかない事態になる手前で解決することが喫緊の課題だとして求められています。 また、児童相談所だけでは対応し切れない現状があります。
テレビや新聞などで報道されました、平成30年3月に死亡した船戸結愛ちゃん虐待事件、また平成31年1月に死亡した栗原心愛ちゃん虐待案件事件などです。子供は宝だと言われていながら、守ることができなかったことは苦しいことです。取り返しのつかない事態になる手前で解決することが喫緊の課題だとして求められています。 また、児童相談所だけでは対応し切れない現状があります。
先般、報道された心愛ちゃんの悲しく痛ましい虐待死事件、「お父さんに暴力を受けています。先生、どうにかできませんか。」との命の訴えを誰も受けとめることができず、とうとい命を救えなかったことは、今もなお心に残っております。また、若い父親・母親が、出産・育児などで人間関係の希薄化した社会の中で孤立する状況もふえており、行政として積極的な家庭教育への支援が必要となっているのではないでしょうか。
千葉県野田市で起きた心愛さんの虐待死事件の裁判が先月から始まっています。その報道を見るたび、聞くたび、涙がとまりません。心愛さんが亡くなる3カ月前に学校で書いた自分への手紙が公開されました。3月の終業式、あなたは漢字もできて理科や社会も完璧だと思います。10月に立てた目当て、もう達成できましたか。自学ノート、何冊目まで終わりました。5年生になってもそのままのあなたでいてくださいと。
また、ことし1月千葉県で小学4年生の栗原心愛ちゃんが死亡、児相が実施したリスクアセスメントでは、虐待のリスクが上昇していたが、児相は父親のいる自宅へと戻し、誤った判断をしました。そして、ことし8月に鹿児島県で大塚璃愛来ちゃん4歳が死亡、市は情報を警察や児相と共有していなかった。
千葉県野田市の小学校4年生、栗原心愛さんが、父親の虐待の果てに亡くなりました。母親は当然のこと、野田市の教育委員会、児童相談所も重大な責任があると思います。そして、宇和島市はこれを他山の石とすべきだと思います。金瀬教育長、この事件を率直にどう思われましたが、御見解をお願いいたします。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清家康生君) 金瀬教育長。
先日の野田市の心愛ちゃんの虐待ニュース、これはもう本当に衝撃的でございました。言葉を失う事案でございますが、その後も痛ましい虐待のニュースが相次いでおります。 今各機関で事件の洗い直しがされており全容も明らかになるかと思いますが、虐待防止の法案も今練られているところでございます。 しかし、事件の全容が明らかになり、また法整備ができたとしても、それが子供を守る全てではないように思います。
小学4年生10歳の心愛さんが、両親のたび重なる暴力、恫喝、虐待を受け、幼いかけがえのない命を落としました。何年も何年もいじめ抜かれ、非道の仕打ちを受け、必死で生き抜いてきたのに、誰も助けることができなかった。沖縄から千葉に移り、気遣ってくれた親族とも遠く離れ、唯一頼るべき母親から守ってもらえず、必死ですがった学校の先生にも裏切られ、あの世へ旅立った。
このような中、ことし1月に千葉県野田市の小学4年生の栗原心愛さんが両親に虐待を受けて亡くなった事件は、同年代の孫を持つ身としてやるせない気持ちでいっぱいです。防ぎようはなかったのか、気になるところです。文部科学省と厚生労働省はこの事件を受け、全国の児童相談所や小・中学校などが虐待の可能性を認識している全ての子どもについて、1カ月以内に緊急安全確認を行うよう2月14日付で通知をしました。